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daimonCUPは政治団体とは一切関係ありません

daimonCUPと記載のある政治的活動リーフレットとの関係について
平成26年8月15日
非営利活動団体daimon 代表
daimonCUP実行委員会 代表 糸数温子

厳しい暑さが続いておりますが、皆様いかがお過ごしですか。
平素は私たちの活動に格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、daimonCUPとは「明るく楽しく社会問題に切り込むソーシャルなスポーツフェスタ」としてこれまで3回開催してきました。 沖縄における「貧困」、そして「教育」と「家族」のあり方を捉え直すべく「貧困・孤立に抗するコミュニティ作り」をテーマとして掲げる非営利活動団体daimonは、(1)女性のコミュニティの維持を通して地域の中での包摂を考えるイベントとして、また(2)同じようなテーマやビジョンを持って活動している活動団体を周知し、連携するための場所作りとして、(3)社会問題に独自の形で取り組む沖縄っておもしろい!そう世界中の人に発信するためのコンテンツとして、daimonCUPを作ってきました。

 その中で、2014年9月に行われる市町村の議員選挙を控えたある予定候補者の政治的思想を掲げたリーフレットの中にdaimonCUPの記載があるとのことで、当会との関係性を問うお声が届いております。

 daimonCUPは、これまでもこれからも特定の政治団体や宗教団体、また特定の利益に誘導するセミナー等とは一切関係を持ちません。また、今回問い合わせを頂いており 「daimonCUPのような民間大会を支援」するとしている予定候補者の活動とは一切関係もございません。これまでそのような方や諸団体に「支援」を受けたことも一切ありません。民間のスポーツ大会を支援していきたいという熱い思いを胸に活動されている所で、そのような代名詞としてdaimonCUPを認識して頂いたのは光栄ですが、 主たるdaimonCUP関係者とも接点・面識がなく政治的方針や活動についても存じておりません。

 この件を受けて、非営利活動団体daimon・daimonCUP実行委員会 といたしましては、一団体の開催するスポーツ大会の支持の表明よりも、「福祉政策の拡充をどのように考えるか」や「公共施設は、地域住民・市民にとってどのような関係にあるべきか」、「スポーツ大会やスポーツ施設の拡充がどのように地域の人々の暮らしを良くしていくのか」などの議論を深めていきながら、地方自治体の「スポーツ」を活用したまちづくり政策が実現していくことを期待します。

 

★追記(8月16日早朝)

 daimonCUPはフラットな場所であり、大会をこれまでずっと応援してくれていた方には、職業が議員である方、特定の政治団体を支持されている方、公平・中立な立場で政治に関わる企画を行っている方などそれぞれの思想や立場を持ちながらも、個人的に会場に遊びにきてくれたり、応援に来てくれたり、また参加してくれたり、備品や用具類を貸してくれたり、知恵を貸してくれたり、ご自身の「選挙」とは関係なく「応援」してくれる方々が沢山おります。

 また、市長への表敬訪問だったり、市民の主体的な行政との関わり方を模索するという意味で政治的な発言に近いことを代表の糸数が言う場面もありますが、特定の候補者や政治的な団体を支援する意味合いはありません。

 しかしながら、今回のお知らせを掲載することで、これまでずっと大会や団体を応援してくれていた方の中でも、「政治」に関わる活動をされる方々に迷惑をかけるのではないかと懸念します。誤解がないように申し上げますが、私たちは政治活動をされている方に応援してほしくないのではありません。この度の9月の「選挙」で活用が予測されている「政策」のリーフレットの中にdaimonCUPの記載があることで関係者であるかの印象を与える可能性があるため、我々とは一切関わりがないということを表明しているのであって、それ以上でもそれ以下でもありません。当該候補者の評価をするものでもないことを追記します。

 

 

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