ダイモンカップの今年の目標。
こんにちは。今年もダイモンカップがはじまります。
いつも応援ありがとうございます。代表のあっちゃんです。
どうですか。急に、選手名鑑みたいな写真を載っけてみました。
たまたまタイフーンFMさんに遊びに行ったら、
たまたまカメラセットがあって、
もうちょっと一張羅着て来ればよかった、と思いながら撮られた写真です。
さて、たまにはまじめに、いや、一年に一度の恒例になっていますが。
ダイモンカップ直前。「ダイモンカップ、なんなの?」に応える記事を更新します。
ダイモンカップに協賛して頂いている企業さんにも是非読んでもらいたいです。
その前に、今年の社会さんかく△アクション!についてもお知らせしてますので読んでくださいね~。
1万人が変わる!社会さんかく△イベント。
私たちは、ダイモンカップを通して、沖縄県内における生活困窮のリスクに立ち向かう情報発信を1つのテーマにしています。しかしながら、ダイモンカップはただのフットサル大会じゃないけれど、されどフットサル大会であり、会場で直接、誰かを生活困窮状態から救い出すことはできません。
随所随所、ひとつひとつの仕掛けに意味があってやっていますが、それでも私たちは直接的に寄付を募ることもしませんし、
これで貧困解決一発OK!という画期的な解決策も提示できません。
先行研究の先人たちは100年前から、家庭の経済的・文化的・社会的事情が子どもたちの教育達成に影響を及ぼすことを指摘してきました。
今でこそ流行り言葉のように使われている「貧困」は古くて新しい課題です。
1990年代前半頃までは、まだまだ誰もが「総中流だ」と信じることができました。
日本に「ヒンコン」が無かったわけではありません。そう信じて見ないフリをすることができていただけであって。
しかし、現在では生活レベルの差が二極化していく中で、しんどい層はよりしんどくなっています。
とりわけ、平均所得の低さや失業率の高さなどが常態化している沖縄では、
行政やNPO、研究者も含めて「子どもの貧困」は解決すべき課題の一つとされています。
そんな大きな課題に対して、あまりに非力であるにも関わらず
私たちは、なぜ「貧困・孤立に抗するコミュニティづくり」なんて言うのか?そう思う方もいると思います。
それ以前に、そんなイベントだったの!!と驚く方もいるでしょう。
それでも、私たちには出来るコトが、まだまだ沢山あって、
どうしてもやり遂げたいことがあります。
日本一のフットサル大会を作る!!と前進していること以外にも
社会的な意義を模索して、地道に目標設定して進んでいます。
私たちが取り組む7つのこと!!!!
それでは、私たちには何ができると信じて取り組んでいるのか。
以下、7つ列挙します。
1 私たちは、自社メディアであるダイモンカップという「イベント」を通して、「支援する人を支援する」ことができます。
支援団体の代わりに、より広範に支援活動について広報しています。
今まで関心がなかったけれど伝える必要があった人々にも届けることができます。→〈メディア掲載一覧へ〉
2 私たちは、ダイモンカップを通して、協賛企業と支援団体をつなげて新しい企画を提案することができます。
働きやすい環境づくりを一緒に考え、求人・就職先・実習先をコーディネートしています。
新しい企画もこれからどんどん発表されます。→〈協賛企業一覧へ〉
3 私たちは、ダイモンカップを通して、ひとりひとりの「社会のために何かしたい」を行動に変えることができます。
実際にお米を持ち寄ったり、協賛企業に就職したり、NPOの運営につながった事例もあります。
→〈大会パンフレットや問い合わせに応じて支援団体をご紹介します〉
4 私たちは、ダイモンカップに県外や海外からの参加者を呼び込み、地元の人と交流し楽しんでもらうことで、沖縄の経済発展に対してスポーツツーリズムや観光の側面から貢献することができます。
さらに、沖縄県内から競技者として未来のスーパースターを発掘するために、一流のスポーツ選手や指導者をお呼びして、それぞれのキャリア形成に刺激を与えられるようにします。
5 私たちは、ダイモンカップに参加するひとりひとりが、チームメイトを気にかけ、声をかけ、地域のコミュニティとして継続することや、育児参加を積極的に行うことで、地域を元気にすることができます。
地域の施設を活用する私たちの事業を通して、公共施設のあり方や税金の活用法についても考えるきっかけを作ることができます。
6 私たちは、ダイモンカップを通して、協賛企業のみなさんに社会貢献事業に対するCSRや協賛を評価するための材料を報告することができ、、、るようになります!
年々増える協賛企業の数、年々増える大会動員数、ひとりひとりの気持ちで集まったお米の数、想いに共感して応援したくてクラウドファンディングに参加してくれた人の数、、、、
数値化できることだけではなく、会場で目にすることができる、お母さんチームのベンチで子どもたちを見ているお父さんや兄弟、友人たちの育児参加の姿。ダイモンカップの意義を提案するなかで、県内の現状打破に力を貸そう!と協賛してくれる社長の皆さん。会場で、寄付の体験を通して考える子どもたち。ハレの舞台でパフォーマンスを披露する参加者。
人がエンパワーメントされる現場を、ぜひ会場で体感してください。
7 ダイモンカップを継続することで、県内の社会貢献イベントの質を引き上げます!
今まで以上に、支援者は支援活動の「社会的意義」を問われることになり、誰に何を届けるのかを明確にしていくことが必要になります。企業のみなさんも、ただ「お金を出す」それ以上に何ができるのかを考え、一緒にできることが増えていくはずです。結果として、ダイモンカップに協賛して頂く社員のひとりひとりがダイモンカップに協賛していることを誇れるようなイベントにしていくことで、志の高い社員を増やし協賛満足度も高めていきます!
ダイモンカップが社会貢献イベントの「協賛」スタンダードになっていくのです。
上記、7つのことを達成し、第5回大会までにどこまで行けるのか。
まずは、小さな目標として、大会参加者を1万人にすることで、県内で一番多い那覇市内の生活保護受給者と同じだけの人々に協力してもらうことを目標にしています。→(今年は社会さんかく△アクションで、那覇市の生活保護世帯で暮らす不登校児童の居場所「Kukulu」へのブッキフプロジェクトを行います。)
ちなみに、第3回大会までの来場者数は約5000人。今年と来年で残り5000人を達成しようホトトギス!
安心して暮らせる社会の実現。最大のインフラは人だ。
一般社団法人daimonは、「地域の課題を可視化し、誰もが誰かのセーフティネットであり続けられる社会を実現する」ことをミッションに掲げ、そのための情報発信や企画提案を中心に事業を行う会社です。お陰様で2014年11月に非営利活動を行う任意団体から法人化しました。
人が生きていくために必要なライフラインを提供する企業の皆様と、現場でさまざまな生活支援に携わるNPOをつなぐ企画提案を通して、「人を支える人」を増やしていくのが私たちの仕事です。
事業を通して、自分自身が生活困窮状態に転落しないこと、その防御線を貼ること、誰かを支えられる人になること、そのための「人づくり」「場づくり」「きっかけ作り」を目指しています。
ダイモンカップは、その一大事業として1年に一度開催している大切なイベントです。このイベントを定着させることで、さまざまなチャリティーイベントや社会貢献事業を刺激し、「何かやりたい人」をホントに「動く人」にしていきます。
まだまだ乗っかれる所は沢山あります。さぁ、一緒に、この祭りをでっかく盛り上げていきましょう!!
今年もみなさん、遊びに来てくださいねー(^^)
一般社団法人daimon
代表理事
糸数 温子